2026-10-30
施術情報まとめ① ウルセラピー vs サーマージ vs シュリンク
ウルセラピー、サーマージ、シュリンクの3つの美容医療機器の違いを、使用エネルギー・狙う層・施術中の画像確認の有無という3つの視点から整理します。

ウルセラピー、サーマージ、シュリンクはどう違うのでしょうか?

こんにちは。チョ・ヨンミン院長です。
カウンセリングルームでは、一日に何度も受けるご質問があります。
「院長先生、ウルセラピーとサーマージとシュリンクは何が違うんですか?」
名前はよく耳にされるのに、
実際にどこがどう違うのか、説明を聞いたことがないという方が多くいらっしゃいます。
今日は、この3つの機器を3つの質問に分けてご説明します。
どのようなエネルギーを使うのか。
主にどの層を狙うのか。
施術中に皮膚の内部を画面で確認できるのか。
この3点さえ押さえておけば、カウンセリングの際にずっと迷いにくくなるはずです。
まずは機器からご覧ください。


一つ目の質問です。どのようなエネルギーを使うのでしょうか?
ウルセラピー(一般に「ウルセラ」と呼ばれていた機器)とシュリンクは、超音波機器です。
子どもの頃、虫眼鏡で日光を集めて紙を焦がしたことがありますよね?
光が集まった一点だけが熱くなります。
超音波も、皮膚の内部の一点に集めると、その場所に小さな熱点が生じます。
これを集束超音波、
一般にHIFU(ハイフ)と呼ばれています。
一方、サーマージは高周波(RF)を使います。
一点に集めるのではなく、
皮膚表面を冷やしながら、その下の真皮を広範囲に温める方式です。

超音波を使うウルセラピーとシュリンク、
高周波を使うサーマージ。
一つ目の質問では、まずこのように分かれます。
二つ目の質問です。主にどの層を狙うのでしょうか?
顔の皮膚は、上から表皮、真皮、皮下脂肪、そして筋膜(SMAS)へと続いています。

ウルセラピーは、4.5mm、3.0mm、1.5mmなど深さの異なるチップを付け替えて施術します。
深いチップは筋膜付近を、
浅いチップは真皮側を狙います。
ただし、チップに記載された数値は設定上の深さです。
同じ4.5mmでも、人によって、また同じ顔でも部位によって、その深さに位置する層は異なります。
そのため、どのチップをどこに使うかは、皮膚の状態を見て決めます。
サーマージは主に真皮を狙います。
コラーゲンが集まっている層ですね。
熱刺激を受けたコラーゲンが変化し、新しいコラーゲンが生成される過程を通じて、弾力、小じわ、きめの改善が期待できます。
シュリンクも、ウルセラピーと同じ集束超音波機器です。
1.5mm、3.0mm、4.5mmなど、深さの異なるカートリッジを選んで使用します。
カートリッジに記載された深さも設定値のため、実際に届く層は人や部位によって異なります。
たるみやフェイスラインが気になるのか、皮膚の弾力や小じわが気になるのかによって、
見るべきポイントも変わってきます。
ただし、一つの悩みだけで機器を決めるのではなく、
皮膚の状態もあわせて確認する必要があります。
三つ目の質問です。施術中に皮膚の内部を画面で確認できるのでしょうか?
同じ超音波機器のウルセラピーとシュリンクですが、この点で違いが出ます。
ウルセラピーは、施術中に超音波画像で皮膚の内部構造を確認できます。

画面上部に見える灰色の帯が、皮膚の内部を映し出した超音波画像です。
画面で皮膚の下の構造を確認しながら、
熱点を入れる深さとチップを調整し、一ショットずつ施術を進めます。
サーマージは超音波画像機能のない高周波機器です。
チップを皮膚に密着させて真皮を温め、
施術中の皮膚の反応を見ながら出力を調整します。
シュリンクは、超音波画像を見ながら施術する方式ではなく、
施術部位と皮膚の状態を考慮してカートリッジを選択します。
同じ顔の中でも部位ごとに層の深さは異なり、体重が変化すると、その深さが変わることもあります。
私は、患者さまの皮膚の層を直接確認しながら施術できるという点から、ウルセラピーを採用しています。
一目で整理すると
ここまでの内容を、一つの表にまとめてみます。
区分 | ウルセラピー | サーマージ | シュリンク |
使用するエネルギー | 集束超音波(MFU-V) | 高周波(RF) | 集束超音波(HIFU) |
熱を生み出す方式 | 設定した深さに小さな熱点 | 真皮を広範囲に加熱 | 設定した深さに小さな熱点 |
主に狙う層 | チップの深さによる 筋膜付近~真皮 | 真皮 | カートリッジの深さによる 筋膜付近~真皮 |
施術中の超音波画像確認 | 可能 | 該当機能なし | 該当機能なし |
カウンセリング時に主に併せて確認するお悩み | たるみ、下がった顎ライン | 弾力、小じわ、きめ | たるみ、弾力 |
表に示した層は、理解を助けるための整理です。
実際に届く層は、人や部位によって異なります。
では、この3つのうちどれを受ければよいのでしょうか?
この質問に対する私の答えは、いつも同じです。
機器の名前よりも、まず皮膚を見ます。
ほうれい線、マリオネットライン、下がった顎ラインなど、たるみが気になる場合は、ウルセラピーもあわせて検討します。
小じわが増え、皮膚が薄くなって乾燥してきた場合は、サーマージもあわせて検討します。
シュリンクも、たるみと弾力の改善を目的として使用されるリフティング機器です。
当院では、同様のお悩みに対してウルセラピーでご相談を承っています。
顔のボリューム、皮膚の厚み、これまでに受けた施術も、あわせて確認します。
一つの基準だけで機器を決めることはしません。
たるみと弾力の両方の悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。
老化は、層ごとに順番どおり進んでくれるものではないんです。
そのような場合は、二つの機器を併用することもあります。
併用するか、どの順番で行うかは、皮膚の状態を診察した上で決定します。
施術前に知っておいていただきたいこと
施術後の赤み、腫れ、痛みの程度は、人によって異なります。
機器や施術部位、皮膚の状態によっても違いがあります。
効果が現れる時期や持続期間も、個人差や施術条件によって異なります。
コラーゲンが新たに生成されるには時間が必要なため、
施術当日にすべての変化が完了するわけではありません。
そのため、私はまず診察で皮膚の状態を確認し、
その後に機器やショット数、施術計画を決めています。
機器より先に見るべきこと

ウルセラピー、サーマージ、シュリンク。
名前は3つですが、結局のところ問いは一つに集約されます。
自分の顔は、今どの層で変化が起きているのだろうか。
その答えがわかれば、機器選びは思ったよりシンプルになります。
機器は毎年新しいものが登場しますが、
まず皮膚を見るという順序は変わりません。
同じ機器を使う場合でも、大切なのは患者さまの皮膚の状態を確認し、それに合った施術計画を立てることだと考えています。
ご不明な点は、下記のカカオトークからお気軽にお問い合わせください!
http://pf.kakao.com/_PxoxnQb/chat |
よくあるご質問
ウルセラピーとサーマージは、使用するエネルギーが違いますか?
はい、違います。ウルセラピーは集束超音波(MFU-V)を、サーマージは高周波(RF)を使用します。熱を生み出す方式も異なり、ウルセラピーは設定した深さに小さな熱点を作るのに対し、サーマージは真皮を広範囲に加熱します。
ウルセラピーとシュリンクは、同じ超音波機器ですか?
はい、どちらも集束超音波機器です。ただし、施術中に超音波画像で皮膚の内部構造を確認できるのはウルセラピーで、シュリンクは画像を見ながら施術する方式ではないと説明しています。
ウルセラピーは、施術中に皮膚の内部を見ることができますか?
はい、ウルセラピーは施術中に超音波画像で皮膚の内部構造を確認できます。画面を見ながら熱点を入れる深さやチップを調整し、一ショットずつ施術を進めます。サーマージは超音波画像機能のない高周波機器で、シュリンクは画像を見ながら施術する方式ではないと説明しています。
3つの機器のうち、どれを受けるべきかはどのように決めますか?
機器の名前よりも、まず皮膚の状態を診察して決めることが基本原則だと説明しています。たるみが気になる場合はウルセラピーを、小じわが増え、皮膚が薄くなって乾燥してきた場合はサーマージもあわせて検討します。
2つの機器を一緒に受けることもできますか?
はい、たるみと弾力の悩みを同時に抱えている場合は、二つの機器を併用することもあります。併用の有無や順序は、皮膚の状態を診察した上で決めると説明しています。
施術後、効果はいつ頃から現れますか?
効果が現れる時期は個人差や施術条件によって異なるため、一律に期間を示すことは難しいです。持続期間も人によって異なります。また、コラーゲンが新たに生成されるには時間が必要なため、施術当日にすべての変化が完了するわけではないと説明しています。